こんにちは、バレットグループ シニアアーキテクトの菊山 (id:syl-k) です。 最近はめっきり暑くなってきましたね 社内ではデロンギのコーヒーメーカーはあるのですが、そろそろアイスコーヒーメーカーの導入を考えていきたいと思うところです。
さてバレットグループでは、去る2019年3月にAmazon Web ServiceのAWS Partner Network (APN) のテクノロジーパートナーを取得しました。
今回は取得までバレットグループで実施した内容やその意義についてご紹介させていただきます。
APNの種類には大きく、「テクノロジーパートナー」と「コンサルティングパートナー」の2つがあります。 バレットグループはアドテクやシステムインテグレーションを事業展開しており、事業に直接つながるということで「テクノロジーパートナー セレクト」の取得をさせていただきました。
取得した目的
バレットグループの理念「人とテクノロジーで世界をつなぐ」のもと、より多くの皆様へ最適なソリューションをお届けしていきたいと考えています。 そのために、AWSに対する技術力や知見を蓄え、それを活用できる人材の育成やより多くのパートナーの皆様とつながりを持つことができるAPNの取得をいたしました。
これからは社内のエンジニアにとどまらずコンサルティングを行える人材を増やしていくため、AWS ソリューションアーキテクト アソシエイトなど資格保持者も増やしていきます。
取得までの流れ
次に、取得までの条件について軽くふれさせていただきます。 2019年よりAPNテクノロジーパートナーの取得条件が大きく変わりました。 一覧がこちらになります。
- 費用
- 「APNプログラム手数料 : $2,500/年」
- 一見高そうに見えますが、APN取得後に$3,500/年のクレジットがもらえるので実はお得。
- 「APNプログラム手数料 : $2,500/年」
- 知見
- 「AWSの資格保持者 : 1人」
- テクノロジーパートナーの場合は、「ソリューションアーキテクト アソシエイト」を持っている必要があります。誰かが取得したあと、その人が取得時に使用したメールアドレスをAPNのダッシュボードで登録を行います。
- 「AWSの資格保持者 : 1人」
- 経験
- 「直接収益 $15,000/年達成」 or 「実施中の商談数 3件 かつ $1,500」
- 直接収益はAPN登録時に、紐づけを行うAWSアカウントでAPN取得から12ヶ月間内に発生したコストの累計となります。「収益」とありますが、自社のサービスでの売上を指すわけではないので注意が必要。
- 実施中の商談というのはAPNの管理画面から登録する「オポチュニティ」を指します。APN取得から12ヶ月の間に新規で発生した商談が3件必要となります。
- 「製品リスト : 1つ」
- こちらはすでに公開されている製品の詳細を登録する必要があります。
- 「直接収益 $15,000/年達成」 or 「実施中の商談数 3件 かつ $1,500」
- お客様の導入事例
- 「お客様の公開参照資料 : 1つ」
- 公開事例になるので、LPやパンフレットなど事例としてわかるものを用意する必要がありそうです。
- 「顧客満足対応 : 5件」
- アンケートを取るみたいです。アンケートのフォーマットは用意してもらえるとか。
- 「お客様の公開参照資料 : 1つ」
こちらの条件をもとに、新規でAPN登録を行いたい場合は、まずAPNへアカウント登録をし管理画面の内容にそって登録を進めていくと申請できるかと思います。 申請を行えば、AWSの方が担当についていただけるので、その後は不明な点はその方に問い合わせをすることができます。
簡単に流れを書いてみましたが、担当の方も親切に対応していただけるので、そこまで大変な作業ではないように感じました。 もし検討をされている方がいらっしゃれば、一度問い合わせをしてみてもいいかもしれません。
また自社でAWSを用いたサービス展開についてご相談があるときは、ぜひバレットグループのコンタクトフォームへご連絡ください。
次回以降、どこかでソリューションアーキテクト アソシエイト取得までの流れについても記事を書いていきたいと思いますので、取得を検討されている方はお楽しみに!