こんにちは。id:obtn です。
今回は私が担当しているPMO領域について書いてみます。
私の経歴を簡単にお伝えすると、新卒入社した会社で通信系プロジェクトの開発・テストを約3年経験しました。その後、同じ通信系プロジェクトの構成管理を2年経験したのち、PMOの道へ進みました。
バレットグループへ転職してからも、PMOを中心に各プロジェクトへ参画しています。
今回は、PMOってどんな業務をやっているのか、更に私が今までにPMOとしてどういった業務を担当したのかを書いてみたいと思います。
まず、PMOってどんな仕事をするの?って思われる方も多いかと思われますので、一般的に定義されているPMOについて紹介します。
PMO (Project Management Office) について
PMOとは"Project Management Office(*1)"の略です。日本語では「プロジェクトマネジメントオフィス」、「プログラムマネジメントオフィス」と一般的に呼ばれます。 PMOは、組織内における個々のプロジェクトマネジメントの支援を横断的に行う部門や構造システムを言います。
一般的なPMOの主な役割は以下の通りです。
1.プロジェクトマネジメント方式の標準化 2.プロジェクトマネジメントに関する研修など人材開発 3.プロジェクトマネジメント業務の支援 4.プロジェクト間のリソースやコストの各種調整 5.個別企業に適応したプロジェクト環境の整備 6.その他付随するプロジェクト関連管理業務
- 一般財団法人 日本PMO協会 より www.npmo.org
PMOといっても、とても多くの役割があります。記載内容の全てを実施、対応するわけではなく、その中からプロジェクトによって必要なこと、実施すべきことを選択して進めていく形になります。
私自身も、前職から含めると10件以上のプロジェクトを経験してきましたが、PMOとして全く同じ業務をやったプロジェクトは有りません。
実業務としては進捗管理や課題管理、会議体の議事録作成、品質集計などを担当しましたが、それ以外にも多くのことを経験しました。
担当した業務の中で、特徴的だったPMO作業を幾つか上げたいと思います。
※これが本当にPMO?と思う業務もあるかと思います
○SIer企業向け プロジェクトマネージャー育成講座 事務局
最初からPMO?と思われる内容かもしれません。
こちらは、SIer企業の中堅社員(30~40代)向けに開講されていた講座です。
社内講師の担当役員、外部講師の方とともにカリキュラムを検討するほか、講座で必要な資料の準備、受講者の出欠確認および事前課題の確認等がありました。
講座内容としては、プロジェクトの管理方法や工数計算といったもの、クライアントとのトーク術やクレーム対応といった実践的なものも有りました。
事務局として参加して講義を数回聴講していましたが、プロジェクトを管理・運営していく難しさを、この講座を通して学びました。
○大手金融会社向け 基幹システム更改プロジェクト
こちらは、金融会社のシステム更改プロジェクトに参画し、PMOチームとして活動していた時の話です。
各チームの進捗状況チェックや、課題管理の消化状況をウォッチすることがメイン業務でした。それ以外に、プロジェクトの参画・退場者向け手続き対応や、管理ツール作成や改修、仕様書の納品対応と多岐に渡る作業がありました。
その中でも特徴的だったのが、定例全体進捗会議への参加です。金融会社の役員の方が出席される週次進捗会議にベンダー側としてPM、サブPMと一緒に参加しました。定例全体進捗会議にて、PMが報告するベンダーの進捗報告書の取りまとめ及び作成をしていたほか、進捗会議本体の議事録の作成を担当しておりました。この議事録は金融会社作成の議事録として承認されるものです。
金融業界や社内用語のほか、日本語の使い方にとても厳しいところであったため、参画当初は議事録の殆どに赤入れされる状況でしたが、コツを掴むと最終的には修正不要で承認されるところまでいきました。
日本でも有数の金融会社でのシステム更改プロジェクトにおいて、最終的な判断をされる役員さんの考えを直接伺うことができたのは貴重な経験でした。また、工程終了タイミングで出席された会長や社長のお話を直接お伺いできたのも、とても貴重な経験です。
上記以外にも、ベンダー側が週次で開催している内部進捗会議の取りまとめ、デイリーで開催していた朝会の司会など、コミュニケーション力を求められる現場でした。
時には冗談も交えつつ進めることができたのは、良い関係性が構築できたからだと思っています。
○大手ECサイト向け サイト構築運用プロジェクト
こちらは、ECサイトのプロジェクトに参画していた時の話です。
このプロジェクトでは大きく3つの作業を担当していました。
他のプロジェクトと同様に進捗管理や会議体議事録作成といった、一般的にPMOと言われる部分
テスト担当としてECサイトの開発環境と本番環境のレスポンス計測 こちらのプロジェクトでは、メジャーリリース後の品質状況が芳しくなかったことから、要員総出で対応に追われ、私も開発側を手伝うことになり、テストの一部を担当することになり、ブラウザ上のレスポンス計測とエビデンス作成をしていました。
バグ票管理ツール移行作業の主担当 プロジェクトで使用していたバグ票管理ツールがサポート終了を迎えることから、新しいツールへ移行することになりました。
移行作業におけるマスタースケジュール作成、新旧ツール担当部署とのやり取り、バグ票の実移行作業、ユーザーマニュアルの作成といった作業を関係各所と相談しつつ担当しました。
小さなプロジェクトを実質1人で担当していたと言って良いかもしれません。
以上が今まで担当していたPMO業務の中でも、特徴的だった案件です。
その他にも多くのプロジェクトを担当しており、冒頭で書いた通り同じ作業は一つたりともありません。また、こんなこともやるの?と思われた内容もあったかもしれません。
PMOの担当する領域はかなり広範囲に渡るものと考えています。実開発以外は殆ど対象領域と言っても過言ではないと思います。
PMOを一言で表すとすれば「管理業務」ではありますが、上記でも挙げたように、管理以外の作業も多く求められるポジションであると考えています。
参画するプロジェクトにいかにフィットするか、 何を求められているのか、何がゴールでそのためのプロセスをどうするのか。
PMOに限った話ではありませんが、これを常に考えて行動していくことが特に大切だと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
最後に
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