最近は暑さが少しずつ弱くなってきて、涼しくなってきていますね。
エアコンも段々とつけなくなってきています笑
今回はタイトルにもある通り
EthereumのIDE「Remix」を使ってHello worldを出力するところまで解説します。
また、イーサリアムの開発言語は「Solidity」になります。
Solidityとは
SolidityとはEthereumのスマートコントラクトを動かすための独自の言語です。
Web系の言語ということもあり「JavaScript」の書き方にとても似ています。
Javascriptを書ける人はSolidityは簡単?
先ほども説明しましたが、SolidityはJavasctiptにとても似ているため
Javascriptで実装した経験があればSolidityを利用したEthereum上で動作するプログラムを作成することが可能になります!
なのでJavaScriptを学習してからSolidityの学習がしやすい
またその逆も然りで
Solidityを学習してからJavaScriptの学習もできるようになっております。
SolidityのIDEはWeb版Remixがおすすめ?
コントラクトの開発にはRemixという統合開発環境を使うのがオススメですがその中でもRemixのWeb版IDEを使用するのがおすすめです。
今回はWeb版IDEを使用した方法を解説します。
上記がWeb版IDEのRemixです。
アクセスしてみると下記のような画面になります。
それではIDEのRemixにアクセスができたのを確認できたら次はいよいよプログラムを書いて行きます。
①solファイルを新規作成しよう
Remixにアクセスし、browserにはデフォルトで作成されているsolが表示されています。solとはSolidityで動かすためのプログラムファイルです。
新規作成するためにはbrowserの横にある+をクリックしてください。
クリックをして、Helloworld.solと入力したら、「OK」ボタンをクリックすると新規のsolファイルが生成されます。
②コンパイラを選択、プログラムを入力してコンパイルしてみよう!
Remixは左側にある縦長の場所にコンパイラやファイルの作成などをするメニューが表示されています。
①の場所をクリックするとコンパイラの選択画面になります。
②のSolidityを選択してください。ここで選択した言語でコンパイルされます。
コンパイルをする言語を選択したら次は
Helloworld.solをクリックしてください。
初めは何もプログラムが入力されていないので、空のファイルが入力されていると思います。
今回の目的はHelloworldを出力することですので
下記のプログラムを入力してください
pragma solidity ^0.4.23;
contract HelloWorld {
function hello() public pure returns (string) {
return "Hello World!!";
}
}
入力が完了しましたら、次はコンパイルするコンパイラのバージョンを変更します。
プログラムの中をみていただけるとわかりますが
"progma solidity ^0.4.23;"
とありますが、これはコンパイルするバージョンになります。
デフォルトだと最新でリリースされているコンパイラバージョンになりますので変更してあげる必要があります。
今回は0.4.23になりますので
②0.4.23 commitを選択してください
選択が完了しましたら
③Compile HelloWorld.solをクリックしてください
コンパイルが完了したら、下記のような画面に移動するので
Deployをクリックしてください
デプロイが完了しましたら、 >HelloWorld at 0x692...77b3A(memory)をクリックすると
helloボタンが表示されますので、クリックしてください。
クリックが完了すると、
0:string: Hello World!!と表示されます!
これで今回の目的であるHello Worldの表示は完了です。
終わりに
今回はSolidityというEthereumの開発言語でHello Worldを出力するやり方を解説しましたが、詳しいメソット毎の機能につきましては、こちらの公式ドキュメントを参考にしてみてください。
https://solidity.readthedocs.io/en/v0.5.3/
またSolidityはバージョン毎に仕様が入れ替わることがたくさんあるのでもし開発を行う場合はバージョンを固定して開発するのがオススメです!
次回はSolidityとRemixを使って仮想通貨の発行を行います!
バレットグループについてはこちら!