AWS Certified AI Practitioner(AWS AIF)合格記:勉強法と役立つリソース徹底解説

はじめに

こんにちは! 皆さん初めまして!コーポレートIT室(CIT室)の nakao です。

普段はAWSのインフラ構築、いわゆるSRE業務を主に担当しています。

最近の生成AIブーム、本当に目覚ましいですよね!このめまぐるしく変化し、アップデートされていく技術に「追いつきたい、いや、しがみつきたい!」という強い思いから、AWS Certified AI Practitioner(以後、AWS AIF)の受験を決意しました。

AWSはここ数年、AI分野に非常に力を入れており、AI関連の資格もいくつかリリースされています。その中でも、まずは一番身近な資格から挑戦しようと思い、AWS AIFの勉強を始めました。

このブログでは、私がAWS AIFに合格するまでの具体的な勉強法と、役に立ったリソースをたっぷりご紹介していきたいと思っています。皆さんのお役に立てれば幸いです!

AWS AIFとは

AWSの資格には様々なレベルがありますが、このAWS AIFはAWSにおけるAIの「入門編」ともいえる資格です! 特に、この資格では単に技術的な知識だけでなく、「AIがビジネスでどう役立つか」といった具体的なユースケースを学ぶことができます。そのため、これからAIを活用したいと考えているエンジニアの方だけでなく、AIプロジェクトに関わる営業や企画職の方にとっても、非常に価値のある一歩となるはずです。

つまり、AIや機械学習をビジネスにどう活かすか、AWS上でどうやって動かすかを深く理解している人がもらえる、とても価値のある資格なんです。AIや機械学習に興味がある方、これからその分野で活躍したいと考えている方には、特におすすめですよ!

合格への近道!おすすめ勉強法

さて、ここからは私が実践した具体的な勉強法をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

AWS Black Belt Online Seminarを徹底活用!

まず、学習の初期段階で最も役立ったのがAWS Black Belt Online Seminarです。これは、AWSが公式で提供しているオンラインセミナーで、各サービスについて非常に詳細かつ分かりやすく解説されています。動画と資料が公開されており、無料で利用できます。

特にAWS AIFの学習においては、膨大なAI/MLサービスの中から試験に出やすいポイントや、各サービスのユースケースを効率よく理解する必要があります。Black Beltは、そのガイド役として最適でした。

ただし、全てのAI/ML関連Black Beltを見る必要はありません。特に以下のサービスに関するBlack Beltはマストで視聴することをおすすめします。

Amazon SageMaker: AWSの機械学習サービスの中核であり、AWS AIF試験でも最も出題範囲が広いです。モデルの構築からデプロイまで、Black Beltで全体の流れと各コンポーネントの役割をしっかり理解しましょう。

Amazon Bedrock: 生成AIブームの中で注目度が高く、AWS AIF試験でも出題が増えています。基盤モデルの利用方法や、ユースケースについて重点的に学習しましょう。

Black Beltを見る際は、ただ流し見するだけでなく、重要だと感じた部分はメモを取り、一時停止して内容を深く理解するように心がけました。

AWS Skill Builderの公式問題集で実践演習!

Black Beltで基礎知識を固めたら、次に実践的な問題演習に移りましょう。私が活用したのは、AWS Skill Builderで提供されているOfficial Practice Question Set: AWS Certified AI Practitioner (AIF-C01 - 日本語)です。

これはAWS公式の練習問題集で、実際の試験形式や問題の傾向を掴むのに最適です。本番さながらの環境で問題を解くことで、時間配分の感覚を養い、自分の弱点を明確にすることができます。

間違えた問題は、解説をしっかり読み込み、関連するBlack Beltの資料や公式ドキュメントに戻って復習するようにしましょう。この繰り返しが、知識の定着と応用力向上に繋がります。

おわりに

約3週間という短い勉強期間でしたが、AWS AIF、一発で合格できました!

同じくAWSの入門レベルであるAWS Certified Cloud Practitioner(AWS CLF)も取得しているのですが、正直な感想として、難易度は断然AWS AIFの方が高く感じましたね。しかし、それがかえって良い刺激になりました。

学習から試験を通して、様々なAIのユースケースに触れることができたのは、本当に楽しかったです。「このケースには、こんなAIサービスが使えるのか!」という新しい発見の連続で、楽しみながら知識を深めることができました。

今回の学習で得た知識と経験を活かして、次はAWS資格の中でもAIの中級者向けとなるAWS Certified Machine Learning Engineer – Associate(AWS MLA)の合格を目指して、さらに勉強を続けていこうと思います!

このブログが、皆さんのAWS AIF学習のモチベーションアップや、具体的な学習の参考になれば幸いです。