縦型動画を編集する際に気をつけたこと

みなさんこんにちは! コーポレイトIT室でブランディングチームに所属しているmaripigです。

今回は昨年から徐々に社内での依頼が増えてきた動画編集のお話です。 その中でも、最近流行りの縦型動画の編集を行なった際に気をつけた点などをご紹介したいと思います。

縦型動画とは?

縦型動画とは、その名の通り動画の比率が縦長になっている動画のことです。 動画というとこれまではテレビのような横長の画面で視聴することが多かったため「横型」が主流でしたが、TikTokのようにスマートフォンを縦向きのまま視聴できるプラットフォームの増加に伴い、若者を中心に「縦型」の動画も需要が伸びてきているようです。

今回作成した動画について

今回作成した動画は「もともと Instagram でライブ配信を行った時の動画を YouTube でも配信できるように編集したい」という依頼をいただいて作成しました。 なのでそもそも素材が「縦型」だった、というのがまず縦型動画を作成しよう!と思ったきっかけです。 さらに、視聴ターゲット層が就活生のため、まさに縦型動画世代!忙しい就活生でも、隙間時間に気軽に見れる動画にしたいという思いもありました。

気をつけたこと

それでは早速、縦型動画の編集で気をつけたことをご紹介します。 作成するにあたって、まず気になったのはアップロードの方法でした。 自分は YouTube の縦型動画というとショート動画を思い浮かべたので、30分越えのインタビュー動画はアップロードできるのか気になりましたが、、、調べてみると、単純に縦型の動画をアップロードするだけでOKでしたので、それ以外の内容を下記にまとめます。

1. UIによるデッドスペースを考慮する

スマホでYouTubeを視聴する場合、概要欄を表示すると上部10%と下部25%が隠れてしまいます。 そのため、その部分に必ず読ませたい質問タイトルが被らないように配慮しました。 下部25%の中にはテロップが入っていますが、これは音声をONにしていれば隠れても困らない部分なので今回はよしとしています。 スマホ画面のサイズも色々なので、だいたい 2:1 くらいの画面サイズで作成すると良いみたいですね!

(こちらを参考にさせていただきました:YouTubeに縦長動画をどうアップするべきか?

2. 文字の大きさ

普段の横型動画は文字が大きくてもそこまで気になることはないですが、スマホ画面だと結構文字の大きさって気になるんですよね。大きすぎると読みづらかったり、、、 なので、一度編集が完了したら限定公開でアップロードして実機で確認してサイズ調整しました! PremierePro を使用して、1080×1920px の画面サイズで作成していましたが、フォントサイズは 55 くらいがちょうど良さそうでした。

3. サムネイルのデザイン

せっかく作った縦型動画ですが、サムネイルで普通の横型動画に紛れてしまうと勿体無い・・・!ということで、しっかり内容を訴求しつつも縦型動画であることがわかりやすいよう右側にアイキャッチを入れてみました。

まとめ

今回初めて縦型動画を作成してみましたが、作成し始めてみると意外と気をつけるべき点があったなという印象です。 サイト制作などでも画面の大きさの違いによって見せ方や気をつけるべき点がありますが、それに似ている部分がありますね。 縦型動画を作成する際の参考になれば幸いです。

また、今回作成した動画は弊社のYouTubeアカウントにて配信していますのでご覧いただけると嬉しいです!

www.youtube.com

最後までお読みいただきありがとうございました。